家庭用製氷機の電気代って、実はどれくらいかかるんだろう?と気になりますよね。
この記事では、毎日や1ヶ月あたりの電気代の目安はもちろん、冷蔵庫とどっちがお得なの?という素朴な疑問にお答えします。
さらに、少しでも電気代を節約できるコツや、家族みんなで使ってよかったポイント、ちょっと気をつけたい注意点まで、わかりやすくまとめました。
家庭用製氷機の電気代はどれくらい?最新相場を徹底解説

家庭用製氷機の電気代はどれくらい?最新の目安や計算方法を、地域ごとの電気料金も含めてやさしく解説します。
まずは、地域ごとの電気料金の目安を見てみましょう。
地域 | 電力会社 | 目安料金 |
---|---|---|
東京圏 | 東京電力 | 約31円/kWh |
関西圏 | 関西電力 | 約27円/kWh |
東北(仙台など) | 東北電力 | 約29円/kWh |
北陸〜四国〜九州 | 北陸電力等 | 約29〜30円/kWh |
関東圏で多い「東京電力・31円/kWh」を例に、製氷機(消費電力120W)を1日8時間使った場合の電気代を計算してみます。
【計算式】
- 消費電力(W)÷1000=kW
- kW × 時間 × 電気料金 = 1日の電気代
120W ÷ 1000 = 0.12kW
0.12kW × 8時間 × 31円 = 29.76円(1日あたり)
1ヶ月(30日)なら、29.76円 × 30日 = 892.8円となります。
①1日・1ヶ月あたりの電気代
このように、関東圏(東京電力・31円/kWh)で製氷機(120W)を1日8時間使った場合、1日約30円、1ヶ月約893円です。
使う時間が短ければ月600円程度まで抑えられますし、反対に毎日長時間使う場合でも、エアコンや冷蔵庫などに比べると十分お財布に優しい家電です。
もちろん、関西や東北・九州エリアではもう少し安くなることも。電気代の計算は、ご家庭の料金プランや使う時間によって多少変わりますので、上記の表も参考にしてくださいね。
②年間コストと目安
年間で見てみると、1日8時間×365日フル稼働なら、29.76円×365日=10,862円です。
ですが、実際には夏だけたくさん使う家庭が多いので、年間4,000円~6,000円程度に収まるご家庭がほとんど。
冷房や冷蔵庫と比べると、負担はかなり少なめと感じる人が多いです。
③他家電との比較
他の家電と比べてみると、製氷機の電気代はかなり安い部類です。
冷蔵庫(400Lクラス)は月1,500円前後、エアコン(6畳用)は月2,000~3,000円が目安。
製氷機(120W)の場合、1ヶ月900円前後なので、そこまで家計への負担感はありません。
氷をよく使う方や、夏場に冷たい飲み物が欠かせない方には、コスパの良い家電ですね。
④ランニングコストの考え方
ランニングコストは、電気代以外に水道代や消耗品(フィルター)も含めて考えると安心です。
水道代は1回の製氷で1L程度なので、月にしても数十円レベル。フィルター代があっても年間1,000円前後です。
トータルでも「年間1万円以内」で美味しい氷が使い放題なら、満足できる金額ではないでしょうか。
家庭用製氷機と冷蔵庫の自動製氷、どっちが電気代安い?

家庭用製氷機と冷蔵庫の自動製氷、どっちが電気代安いのかについて解説します。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう!
①製氷スピードの違い
家庭用製氷機は、専用の製氷プレートと急速冷却技術によって「最短5分~10分で氷ができる」ものが多いです。
一方で、冷蔵庫の自動製氷は一度に大量に作るのは苦手で、一般的には2~3時間かけてゆっくり氷ができあがります。
たくさんの氷がすぐに必要なときは、やっぱり家庭用製氷機が圧倒的に便利です。
夏場やホームパーティー、急な来客にもサッと対応できるのは魅力ですよね。
ただし、冷蔵庫は「24時間ずっと氷が切れない安心感」が強みですので、日常的に少しずつ使いたい人にはピッタリ。
それぞれのスピード感を比べて、自分のライフスタイルに合った方を選ぶと良いかもしれません。
②消費電力・省エネ性能
家庭用製氷機の消費電力は、1回の製氷で120W前後が一般的です。
短時間で多くの氷を作るため、製氷中はやや電力を使いますが、使わないときは電源を切れるのがポイント。
一方で、冷蔵庫の自動製氷は常に庫内を冷やし続けているので、トータルの電気代は「冷蔵庫全体」として発生しています。
製氷だけの消費電力は月100円未満ということも多いです。
つまり「1回の製氷コスト」で比べれば、家庭用製氷機のほうがやや高い場合も。
ただし、使う回数や頻度が多い家庭なら、トータルで見て大差はないことも多いです。
③向いている家庭の特徴
家庭用製氷機が向いているのは「大量に氷を使う機会が多い家庭」や「急いで氷が欲しいシーンがある人」です。
夏場に冷たい飲み物をたくさん作ったり、ホームパーティーを開くことが多い場合は、家庭用製氷機のほうが圧倒的に便利。
逆に「日常的にちょっとずつ氷を使いたい」「冷蔵庫のスペースが十分ある」という家庭は、冷蔵庫の自動製氷で十分かもしれません。
家族の人数や使い方、ライフスタイルに合わせて選んでみると良いですね。
家庭用製氷機の電気代を安く抑えるコツ3選

家庭用製氷機の電気代を安く抑えるコツ3選を解説します。
毎日のちょっとした工夫で、製氷機の電気代はぐっと安くできますよ!
①置き場所や使い方を見直す
まず、製氷機の置き場所によって消費電力が変わることをご存じですか?
「業務用だけ?」と思われがちですが、家庭用でも置き場所による電気代の差はわずかにあります。
例えば、直射日光が当たる窓際や、コンロの近く、熱気がこもる場所に置くと、冷却効率が落ちて無駄な電力を使いやすくなります。
逆に、リビングの隅や風通しの良い涼しい場所、日が当たらない場所に置くだけで、氷の出来や運転音が安定しやすくなり、わずかですが節電にもつながります。
②電源のON/OFFタイミング
製氷機は、使わないときに電源を切ることで電気代の節約ができます。
家庭用製氷機は氷ができるまでの時間が短く、1回10~20分、満タンでも1時間ほどで作れる機種が多いので、「必要なときだけ電源ON」で十分です。
急に氷が必要になったときもその場でサッと作れるので、前日から準備する必要はありません。
ただし、ホームパーティーやアウトドアなどで大量にストックしたい場合は、早めにまとめて作っておくと安心です。
タイマー機能がある場合は、「朝起きたときにできている」など自分の生活スタイルに合わせて使うと便利です。
③定期的なメンテナンス
意外と見落としがちなのが、製氷機のメンテナンス。
内部が汚れていたり、カビや水垢がたまると、冷却効率が下がり無駄な電気代が発生します。
1ヶ月に1回は水タンクや製氷皿を掃除して、内部のクリーンを保ちましょう。
定期的なメンテナンスで、機械の寿命も伸びて、電気代の節約だけじゃなく安全面でも安心です。
「ちょっと掃除するだけ」で長く快適に使えるので、ぜひ習慣にしたいですね。
おすすめ家庭用製氷機!
楽天市場で人気の家庭用製氷機おすすめモデル【2025年最新版】
楽天市場で今人気の家庭用製氷機から、特徴別におすすめモデルをピックアップしました。
どのモデルも楽天市場で高評価。特徴に合わせて選べますよ!
①売れ筋ランキング上位モデル
めざましテレビなどでも紹介されたことのある楽天ランキングでも常に上位の定番モデル。
氷が大きく、操作もシンプル。短時間でたくさん氷を作りたい方にピッタリ。
「買って良かった」「夏の必需品になった」とレビューも多数、迷ったらまずはコレ!
②氷が透きとおる本格派モデル
上記のモデルには搭載されていない透明な氷が作れる本格派!
ドリンクの見た目も美しく、特別な一杯を楽しめます。
通常の家庭用製氷機ではなかなか難しい「透きとおった氷」が作れるのが魅力。
お酒やアイスコーヒー好きな方、見た目にこだわる方におすすめです。
③省エネモード搭載モデル
電気代が気になる方には、省エネモード搭載タイプがおすすめ!
氷が満杯になると自動停止し、その後40分間待機モードに入ることで電力ロスを減らす機能がついています。
環境にも家計にもやさしいのが嬉しいポイントですね。
まとめ|家庭用製氷機の電気代と選び方をしっかりチェック
地域別・製氷機の1日あたりの電気代(8時間運転・120W機種例) |
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東京圏(東京電力31円/kWh)…約30円 |
関西圏(関西電力27円/kWh)…約26円 |
東北(東北電力29円/kWh)…約28円 |
北陸~九州(29~30円/kWh)…約28~29円 |
家庭用製氷機(120W)の電気代は、関東圏(東京電力)で1日8時間使った場合、1日あたり約30円、1ヶ月では約893円となります。
関西や東北、九州などでも、1日約26~29円と大きな違いはなく、全国的に見ても家計への負担は比較的少ない家電です。
年間コストは、1年中フル稼働しても約10,800円。多くのご家庭は夏場メインなので、実際には年間4,000~6,000円程度で済むケースがほとんどです。
エアコンや冷蔵庫と比べても、かなり節約できるのが魅力。使い方の工夫や省エネモードの活用、置き場所を少し見直すだけで、さらにお得に使い続けられます。
楽天市場では売れ筋や透明な氷、省エネモデルなど選択肢も豊富なので、ご家庭に合った一台をぜひ見つけてください。
電気代が心配だった方も、この記事の計算を参考に安心して氷ライフを楽しんでくださいね。