「新しい2025年モデルと今までのシリーズ、どう違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
TB60・DF・RU・MB20・FA50とシリーズが分かれているものの、名前だけではそれぞれの特徴がつかみにくいですよね。
実際に「どれを選べばいいの?」「自分の部屋に合うのはどのモデル?」と迷う方が少なくありません。
この記事では、2025年に発売された象印加湿器の5つのシリーズを徹底比較します。
対応畳数やタンク容量、静音性や電気代の目安までを一覧表で整理し、それぞれのモデルのおすすめポイントをわかりやすく解説しました。
この記事を読むとわかること
- 広いリビングには → EE-TB60(パワフル加湿&省エネ化)
- 就寝中や外出時に長時間使いたいなら → EE-DFシリーズ
- 静かさとデザイン性重視なら → EE-FA50
- 迷ったらベーシックで使いやすい → EE-RUシリーズ
- 寝室や子ども部屋に省エネで置くなら → EE-MB20
このようにどのシリーズを選べばいいかがはっきり見えてきます。
さらに本文では、それぞれのモデルの細かいスペックや実際の消費電力、運転音の違いまで掘り下げて解説していきます。
象印加湿器最新2025年モデルを比較!シリーズごとの違いを早わかり
① 2025年モデル早見表(対応畳数・タンク容量・連続時間)
2025年の象印スチーム式加湿器は全5シリーズ展開。
ラインナップは豊富ですが、どれを選んでいいか迷う方も多いはずです。
まずは全体像をつかめるように、対応畳数・タンク容量・加湿量・連続時間を一覧にまとめました。
シリーズ/型番 | タンク容量 | 定格加湿量 | 適用畳数 | 連続時間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
EE-TB60(ハイパワー) | 4.0L | 600mL/h | 木造~10畳 / 洋室~17畳 | 強6h・中10h・弱20h | パワフル加湿、省エネ化(2025年モデル) |
EE-DF35(長時間) | 3.0L | 350mL/h | 木造~6畳 / 洋室~10畳 | 最大32h | つけっぱなしでも安心の長時間タイプ |
EE-DF50(長時間) | 4.0L | 480mL/h | 木造~8畳 / 洋室~13畳 | 最大32h | 中~大きめの部屋でも長時間運転可能 |
EE-RU35(標準) | 2.2L | 350mL/h | 木造~6畳 / 洋室~10畳 | 強6h・弱27h | 日常使いにぴったりなベーシックモデル |
EE-RU50(標準) | 3.0L | 480mL/h | 木造~8畳 / 洋室~13畳 | 強6h・弱24h | 使いやすさと加湿力のバランス型 |
EE-MB20(コンパクト) | 1.8L | 200mL/h | 木造~3畳 / 洋室~6畳 | 標準8h・静音16h | 小型&省エネで寝室や子ども部屋向き |
EE-FA50(STAN.) | 4.0L | 480mL/h | 木造~8畳 / 洋室~13畳 | 最大8h | 静音25dB&デザイン性が魅力 |
こうして並べると、象印の加湿器は部屋の広さと連続時間を軸に選びやすくなっていることがわかります。
次の章では、それぞれのシリーズの特徴を詳しく見ていきましょう。
② 5シリーズのラインナップと特徴
象印の2025年モデルは大きく分けて5つのシリーズがあります。
用途や部屋の広さによって役割がはっきり分かれているので、それぞれの特徴を押さえておくと選びやすくなります。
- TB60(ハイパワー)
最大600mL/hで17畳まで対応するパワフルタイプ。2025年モデルは加湿時の消費電力が450Wに抑えられ、省エネ性能がアップしました。広めのリビングを一気に潤したい家庭におすすめです。 - DFシリーズ(長時間)
DF35とDF50の2機種があり、最大32時間の連続運転が可能。就寝中や外出時も安心してつけっぱなしにできるのが魅力です。広さは6~13畳までカバーします。 - RUシリーズ(標準)
定番のベーシックタイプ。RU35とRU50があり、日常的に使いやすいシンプルさが特徴です。適用畳数は6~13畳と一般的なリビングや寝室にちょうどいいサイズ感です。 - MB20(コンパクト)
1.8Lタンクの小型タイプで、木造3畳・洋室6畳まで対応。静音モードなら加湿時134Wと省エネ性が高く、子ども部屋や寝室など狭めの空間にぴったりです。 - FA50(STAN.)
2025年の新モデル。最大の特徴は加湿中の運転音が約25dBという静音性と、シンプルなデザイン。透過式のタッチパネルも採用され、見た目と使い勝手を両立した1台です。
同じ象印の加湿器でも、パワー重視・長時間・静音・コンパクトといったように役割がしっかり分かれています。
自分の暮らしに合うシリーズを絞ることが、選びやすさにつながります。
③ 静音性とデザインの違い(FA50の魅力)
スチーム式加湿器は水を加熱して蒸気を出す仕組みなので、どうしても運転音が気になる…という声が少なくありません。
特に就寝時や仕事部屋など静かな環境では音の大きさが購入の決め手になることもあります。
2025年モデルの中で最も静音性に優れているのがFA50(STAN.)です。
加湿中の運転音は約25dBと、ささやき声よりも小さいレベル。
寝室やリビングでテレビを見ながら使っても、ほとんど気にならない静かさです。
さらにFA50は、他のシリーズにはないシンプルで洗練されたデザインも魅力。
リビングに置いてもインテリアになじみやすく、従来の家電っぽさを感じさせません。
透過式のタッチパネル操作も採用され、見た目と使いやすさを両立しています。
- 静音性:25dB(シリーズ内で最も静か)
- デザイン:シンプルでインテリアになじむ外観
- 操作性:透過式タッチパネルでスマートに操作
「見た目の良さも大事」「夜間に静かに使いたい」という方には、FA50がもっともフィットするモデルです。
④ 消費電力と電気代の違い
スチーム式加湿器は水を沸騰させて蒸気を出す仕組みのため、加熱方式の中でも消費電力は高めです。
ただし湯沸かし立ち上げ時と加湿時では電力が大きく異なり、実際に電気代を考えるなら加湿時の数値をチェックするのがポイントです。
シリーズ/型番 | 湯沸かし立ち上げ時 | 加湿時 | 特徴 |
---|---|---|---|
TB60 | 985W | 450W | 2025年モデルは従来より省エネ化。静音モード約30dB |
DF35 | 985W | 305W | 長時間運転に強い。省エネ性もまずまず |
DF50 | 985W | 410W | 中〜大きめの部屋でも安定運転 |
RU35 | 985W | 305W | ベーシックな日常使い向け |
RU50 | 985W | 410W | ベーシックの中で広めの部屋に対応 |
MB20 | 650W | 190W(標準)/ 134W(静音) | 省エネ性トップ。寝室や子ども部屋に◎ |
FA50 | 985W | 410W | 静音25dB。デザインと静かさが魅力 |
表を見てわかるように、消費電力が最も高いのはTB60ですが、2025年モデルは加湿時が450Wに抑えられ、旧モデルよりも電気代を節約できます。
逆にもっとも省エネなのはMB20。狭い部屋専用ですが、電気代を気にする方にはうれしい仕様です。
⑤ 手入れのしやすさと安全機能
象印の加湿器が長年人気を集めている理由のひとつが、手入れの簡単さと安全性の高さです。
フィルター交換が不要で、ポットのように水を入れるだけで使えるシンプルさは他の加湿器にはない魅力です。
手入れのポイント
- フィルターレスで交換部品が不要
- 広口容器で中までしっかり洗える
- クエン酸洗浄モードを搭載していてお手入れがラク
安全機能のポイント
- ふたロック構造で転倒してもお湯がこぼれにくい
- チャイルドロック機能で小さなお子さんがいても安心
- 転倒湯もれ防止構造を全モデルに採用
特に小さな子どもやペットのいる家庭では「お湯を使うスチーム式は危ないのでは?」と心配になりますが、象印は安全設計に力を入れているので安心して使えます。
お手入れがしやすく安全性も高い――これが、象印が使い続けやすい加湿器として選ばれる理由です。
象印加湿器最新2025モデルどれを選ぶ?用途別おすすめ
ここまでで2025年モデルのスペックや特徴を整理しましたが、実際に「どのシリーズを選べばいいの?」という疑問が残る方も多いと思います。
ここでは部屋の広さやライフスタイルに合わせて、おすすめのモデルを紹介します。
① 広いリビングをしっかり加湿したい → EE-TB60
リビングなどの広めの部屋でしっかり加湿したい方には、EE-TB60が最適です。
最大加湿量は600mL/hとシリーズ内でもトップクラスで、洋室なら17畳まで対応します。
また2025年モデルでは加湿時の消費電力が495Wから450Wに下がり、省エネ性も向上。
広さだけでなくランニングコストの面でも改良されています。
静音モードにすれば運転音は約30dBと、会話やテレビ鑑賞の邪魔にならないレベルです。
- 17畳まで対応するハイパワー
- 省エネ化された加湿時450W
- 静音モード約30dBでリビングでも快適
「広い部屋を一気に潤したい」「家族みんなが集まるリビングで使いたい」という方にぴったりのモデルです。

② 長時間つけっぱなしにしたい → EE-DF35・DF50
「就寝中も加湿したい」「外出中にずっと動かしておきたい」という方には、EE-DFシリーズがおすすめです。
最大の特徴は最大32時間の連続運転が可能なこと。
タンク容量と加湿量のバランスが良く、頻繁に給水しなくても安心して使えます。
DFシリーズにはDF35(10畳まで)とDF50(13畳まで)の2種類があり、部屋の広さに合わせて選べるのも魅力です。
どちらも加湿時の運転音は約32〜34dBと比較的静かで、寝室での使用にも向いています。
- 最大32時間の連続運転が可能
- DF35は10畳まで、DF50は13畳まで対応
- 就寝中や外出中も安心してつけっぱなしにできる
「寝ている間に給水するのは面倒」「仕事で帰宅が遅いから長時間つけておきたい」という方には、DFシリーズがフィットします。


③ 就寝時や静音重視で選ぶなら → EE-FA50
「音が気になって眠れない」「見た目にもこだわりたい」という方にぴったりなのが、2025年の新モデルEE-FA50(STAN.)です。
最大の魅力は、加湿中の運転音が約25dBという静音性。
これはささやき声よりも小さいレベルで、寝室で使ってもほとんど気になりません。
さらにデザインは従来の象印加湿器とは一線を画すシンプルさ。
透過式のタッチパネルを採用していて、使うたびにちょっと気分が上がるような上質感があります。
- 静音性:加湿中約25dBでシリーズ最静音
- デザイン性:シンプルでインテリアに調和
- 操作性:透過式タッチパネルでスマートに操作
静かさとデザイン性を両立したFA50は、寝室やワークスペースに置いても違和感がなく、落ち着いた環境で快適に過ごせる1台です。
④ 毎日の標準使いにちょうどいい → EE-RUシリーズ
「迷ったらこれ」と言えるベーシックなシリーズがEE-RUシリーズです。
RU35(10畳まで)とRU50(13畳まで)の2タイプがあり、使いやすさと価格のバランスに優れています。
加湿時の消費電力は305W(RU35)と410W(RU50)で、日常的に使いやすい数値。
運転音も32〜34dB程度と静かで、リビングや寝室などシーンを選ばず活躍してくれます。
- RU35は6〜10畳、RU50は8〜13畳に対応
- 消費電力は305〜410Wでバランス型
- 操作がシンプルで扱いやすい
「まずは基本的な加湿器が欲しい」「家族みんなで手軽に使えるモデルを選びたい」という方には、RUシリーズがぴったりです。


⑤ 寝室や子ども部屋にコンパクトに置きたい → EE-MB20
個室や子ども部屋など、狭めの空間で使いたいならMB20が最適です。
対応畳数は木造3畳・洋室6畳までと小型ですが、タンク容量は1.8Lあるので、寝室で一晩使うには十分です。
消費電力は標準モードで190W、静音モードでは134Wと非常に省エネ。
長時間運転しても電気代を抑えられるので、サブの加湿器としても人気があります。
- 対応畳数:木造3畳 / 洋室6畳まで
- 省エネ性能:静音モードで134W
- サイズ感が小さく、置き場所に困らない
寝室や子ども部屋用に手軽に置ける加湿器を探しているなら、MB20が安心して使える選択肢になります。

まとめ|象印加湿器2025年モデルは自分の暮らしに合わせて選ぼう
2025年の象印スチーム式加湿器は、TB60・DF・RU・MB20・FA50の5シリーズ展開でした。
それぞれにしっかりと役割が分かれているので、自分の部屋の広さやライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
- TB60:広いリビングを一気に潤すパワフルモデル。省エネ化も進化。
- DFシリーズ:最大32時間の連続運転。就寝中や外出時も安心。
- FA50:静音性25dB&デザイン性に優れた新モデル。
- RUシリーズ:迷ったらコレ。ベーシックで扱いやすい標準機。
- MB20:コンパクトで省エネ。寝室や子ども部屋におすすめ。
どのシリーズも手入れが簡単で安全機能も充実しているのが、象印ならではの安心感です。
2025年モデルはラインナップが幅広いので、きっとあなたの暮らしにフィットする1台が見つかるはずです。
